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2017.02.01

星田直彦の雑学ブログ_2

アトラス 【社会】

地図帳のことを「アトラス」と呼ぶことがある。
その昔、ギリシャ神話の巨人アトラスを地図帳の巻頭に描いたことに始まるそうだ。

そういえば、アトラスは何か球体をしょっている。
あれは、何だ? 地球なのか?

アトラスはギリシャ神話に出てくる神様で、ティタン神族の一人。プロメテウスとは兄弟だ。
オリンポスの神々との戦いに敗れ、西方で天空を支える柱を肩に背負うという苦行を課せられたそうだ。つまり、あの球は地球ではなく天球だ。

天空を背負い続けるのはあまりにも苦しいので、ペルセウス(ギリシア神話の英雄)に頼んで自分を石に変えてもらったという話もある。この石が、アフリカ北西部にある現在のアトラス山脈。
そして、この山の向こうの世界の西の果てにある海が「アトランティス」と呼ばれた。
ふぅ~ん、どこまでが本当なのかな?
でも、ま、地図帳のことを「アトラス」と呼ぶことがあるのは本当。

ちなみに、地図帳の表紙にアトラスを描いたのは、メルカトル図法で有名なメルカトル(1512~1594)である。

このブログを書かれた星田直彦先生

星田直彦
本名:城田直彦(シロタタダヒコ)
桐蔭横浜大学准教授
昭和37(1962)年 大阪府生まれ

奈良教育大学大学院修了。
中学校の数学教師を経て、桐蔭横浜大学准教授。
専門は、数学教育。
幅広い雑学知識を生かして、「身近な疑問研究家」としても活躍。
『単位171 の新知識』(講談社ブルーバックス)
『図解・よくわかる測り方の事典』、『図解・よくわかる単位の事典』(KADOKAWA)『楽しく学ぶ数学の基礎』シリーズ(サイエンス・アイ新書)
『中学数学B問題対策と「学力向上」』(日本教育研究センター)
など著書多数。

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